クレカ会社に現金化を疑われた時の対処法
クレカ会社は、現金化に対する取り締まりを行っていて、疑わしいユーザーに対しては電話等での聞き込みを行っています。
都合が悪いことだと感じて電話に出ない方もいますが、現金化のペナルティは法律によるものではなくカード会社の規約違反によるものなので、明確な証拠がなくてもペナルティを課せられる仕組みです。
逃げてしまうと高い確率でペナルティを受けるので、疑われた際はクレカ会社に対して嘘をつきとおすことを徹底しつつ、誠意ある対応をしてください。
クレカ会社に現金化を疑われた時の対処法をまとめました。
なるべく1回目の電話はあしらう
クレカ会社から電話がかかってきた場合は極力出るようにしてください。
そして、現金化した後にクレカ会社から電話が来た場合は現金化の疑いをかけられた状況を想定して対応してください。
電話に出られなかった場合でも、「03~」、「0120~」から始まる電話からの着信があれば、ネット検索などで電話の発信元を確認しておきましょう。
クレカ会社からだった場合は、極端に時間を空けることなく電話をかけるようにします。
ここでポイントになるのは、現金化に関する直接的な質問をされた時はキッパリ否定することです。
クレカ会社は怪しい決済履歴に対しての追求をしてこようとしますが、「仕事中ですので後ほどかけ直します」などと一旦あしらうことをおすすめします。
できれば1時間後、昼休み、仕事が終わる19時以降など具体的な時間を伝えるといった、誠意ある対応をアピールしてください。
一旦、電話をあしらったら、利用したクレカ現金化業者へ連絡をして疑いをかけられているかもしれないことを伝えましょう。
優良業者であれば、状況や決済履歴に応じた明確な返答を適切にアドバイスしてくれます。
クレカ会社に対する弁明は、現金化した方式(買取方式・キャッシュバック方式や商品発送の有無)によって変わるので、まずは現金化業者に相談する時間の確保を目指してください。
業者が対応しない場合
悪質業者は取引後のクレーム対応をしないことが多く、都合が悪くなるとサイトや電話回線そのものを閉鎖してしまうこともあります。
現金化業者と連絡が繋がらない場合や、適切な対処法を教えてくれない場合は自力で対処するしかありません。
可能であれば、現金化した際の証拠や手続きの履歴を整理しておくとよいでしょう。
商品の発送があった場合は、配送業者の伝票や実際に届いた商品を手元に用意しておくと根拠のある弁明がしやすいです。
現金化をしたことをキッパリ否定し、実際にショッピングで商品を購入した旨をハッキリ伝えてください。
誤魔化しすぎるのはNG
クレカ現金化によるペナルティは、明確な証拠がなくてもクレカ会社の独断で利用停止・強制解約にすることができます。
曖昧な答えを繰り返すなど誤魔化しすぎる対応はNGであることを覚えておきましょう。
通常のカードショッピングでも、当時の詳細や伝票を全て残している人は少ないですが、「分からない」と回答するだけではなく、「どのように証明すればいいですか?」などと聞いてみる対応をおすすめします。
「自分は現金化(やましい行為)をしていない」
「必要に応じてクレカ会社の調査には協力をする」
こうした強い意思を示すことでペナルティを受けるリスクを軽減できます。