悪徳なクレカ現金化業者とは?
悪徳なクレカ現金化業者が多いのは有名な話ですが、実際にどのような問題点があるのでしょうか?
小売店や飲食店など身近なサービスに関連した悪徳業者ではボッタクリ、店員の接客態度が悪い、強引な押し売りなどが挙げられます。
同様の行為をするクレカ現金化業者は多数いますが、さらに悪質で詐欺まがいの行為をしている業者も存在するので注意しましょう。
悪徳業者の特徴
悪徳業者には様々なパターンがありますが、クレカ現金化業界における悪徳業者の特徴は以下の通りです。
- カード決済する前と後で対応が大きく変わる
- 高額な手数料を取って実質換金率が大幅に低くなる
- オペレーターの口調・態度・言葉使いに問題がある
- 問題が発生すると連絡が繋がらなくなる
- 悪評が広まると閉鎖し、名称を変えて再オープンする
- カード決済しても現金が振り込まれない
- 個人情報を詐欺グループや商材会社へ転売する
- 強引な勧誘をする
- 注意事項を説明せずにカード決済に進む
- ギャンブルや水商売を目的にした資金調達を促進する
- 後日、現金化した事実をバラすと脅迫してくる
- ペナルティ回避のリスクヘッジ(対策)をしていない
- 突然連絡が繋がりにくくなる(入金まで時間がかかる)
- 違法融資を斡旋する(闇金行為)
このように、接客や条件に問題ある対応のほか、詐欺・悪徳商法の行為などを行っています。
上記の事例にひとつでも該当すれば悪徳業者の可能性が高いです。
クレカ現金化業者の多くは、ネット集客をして来店不要のサービスを提供しています。
店舗の実態がないため、都合が悪くなるとすぐに連絡が取れない、サイトを閉鎖するなど業者が逃げてしまいます。
公式サイトに明記している住所は架空の住所やレンタルオフィスになっていることが多いので、問題が発生して拠点へ突撃しても意味がありません。
クレーム対応そのものをしない業者が多いので、悪徳業者に引っかかった場合は泣き寝入りするしかないのが現状です。
悪徳業者は基本的に1人?
悪徳業者の多くは、複数名のオペレーターを配備せずに代表や担当者が1名程度で運営しています。
他の事業の片手間で行っているケースが多く、反社会勢力の下っ端が担当者になっていることも珍しくありません。
電話をかけた際に携帯電話へ転送している雰囲気を感じた場合や、日時や時間を改めて連絡しても常に同じスタッフが応対する所は警戒しましょう。
優良業者は複数名のオペレーターで対応しているので、余裕があれば何度か電話問い合わせを繰り返すことで優良業者を見極めることができます。
摘発されないの?
クレカ現金化業者は2014年頃まで摘発される事例が度々ありました。
摘発された要因は以下のパターンがあります。
- 出資法違反(闇金行為)
- 脱税
- 架空の取引(買取方式だけど在庫を持たず商品も発送していない)
利用者に対して直接迷惑をかける行為の摘発事例は、違法な貸付をする闇金行為のみです。
摘発された業者は、いずれも規模が大きい業者で目立ちすぎた問題点がありました。
カード決済しても現金を振り込まないなど、明確な詐欺行為をする業者は摘発されずに逃げ切るノウハウを持っています。
また、2015年以降はクレカ現金化業者が増えたにも関わらず、摘発事例がなくなりました。
これは業者側が知恵をつけて、摘発されるボーダーを見極めたことが関係しています。
詐欺や迷惑行為、悪徳商法の被害を受けて警察や法律事務所に相談しても、出資法違反など大きな問題がない限り摘発するのは難しいことを覚えておきましょう。